キッズ

ライブを見た感想はもう語りつくされた感があるので(自分も賞賛の言葉しか出ない)感じたことを少しだけ書こうかと思います。

同じ甲子園で活躍した選手だが高校生からプロに入った選手と、大学社会人を経てプロ入りした選手の違いみたいなものを感じたわけで。
前者が荒削りで勢いが凄いのに比べ、後者は最初から静と動を使い分けクレバーに結果を残すことができる

似て非なるもの。℃-ute紺に入ってそんなことを思ってしまった。
非ベリと呼ばれた時代もあった。不遇な時代をすごしたと評された。ヲタ論争も起こった(継続中?)。
でもそれは今の彼女たちを形造った経緯に過ぎなくて。応援企画やキューティサーキットなどドサ回り(笑)をがんばって。汗だくになりながら野外で歌って踊って。堂々たるパフォーマンスはこういった下積みによるものに他ならないわけで。

あくまでも結果論だけど、デビューがBerryz工房に比べて遅かったことは決して℃-uteにとってはマイナスにはならなかったんだなと。
ライブに入って、その結論が出るまでそんなに時間がかからなかった。Berryz工房の路線を踏襲するのではなくて確かに自分たちの世界観をあの7人が一生懸命作り上げていた気がするのです。

Berryz工房のときはメンバーもスタッフも、そしてヲタも試行錯誤の状態でしたが、その素晴らしい前例を踏まえていいところ悪いところいっぱい吸収して今の℃-uteが出来上がったのです。



じゃあ高卒はだめなのかというとそうではありません。素晴らしい勢いやあどけなさや大胆さ、そしていろんな意味での”若さ”があると思います。
Berryz工房ならではの魅力は決して℃-uteに劣ることはないんです。


楽天に入団した田中選手と早稲田のハンカチ王子こと斉藤投手。近い将来二人はプロのマウンドで勝負することになるでしょう。
僕たちの前におたがい素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるでしょう。




Berryz工房と℃-uteも、使い古された言葉かもしれませんが”切磋琢磨”して、研ぎあういいライバルになって欲しい・・・



奇しくもキッズオーデという甲子園に出場したメンバーが、いろんな道を歩んで今、同じプロのマウンドに立ったのです。
これからこの”ふたり”は僕たちにどんな球を投げ込んでくれるのでしょうか?